2014年3月20日木曜日

自営業者の確定申告

自営業者の方なら、必ずしなければならない確定申告だが、年々減ってゆく申告の額に、溜息を吐いておられるだろう。
不況が続く日本だが、自営業者だけでなく、あらゆる業種の人が、個人確定申告で老後に備えていると聞くが、それだけ今後の行方に、不安を抱いていると言うことに他ならない。
個人経営の自営業者は、確定申告の手続きを、商工会に頼んだり、会計士を雇って任せているが、この不況で、経営者自ら申告する人も増えていることだろう。
まして、個人年金の加入となると、新規では躊躇してしまうかも知れないと思うと、自営業者の明日はあるのかと、暗澹たる気持ちになる。
現在では、「EーTAX」といって、ネットで確定申告ができるシステムも、稼働が始まったようなので、自営業者で利用された方もおられるかもしれない。
自営業者の中に、自殺者も出している現状は、異常としか言い表せない。
自営業者、特に個人のサービス業や小売り業は、戦々恐々と毎日を暮らしている。
不況が続く自営業者業界だが、確定申告は必ずしなければならない。
それほど自営業者業界の不振は、深刻化していると言うことを、為政者は認識していただきたい。
人件費を削減し、コストをギリギリ抑えても、元々切り詰めて経営している自営業者が殆どなので、限界がある。
経済状況は、デフレスパイラルから脱却ができず、先が見えないが、行政の、個人自営業者への対応は、冷たく感じるのは私だけでは無いだろう。

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